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コマンドライン リファレンス

オプション 説明
-a yyyy/M/d 指定した日付よりも古いデータを削除します。

-e site=xxx と -a オプションより前に指定しておくと、特定のサイトだけ削除することができます。

-d database データベースの指定をします。「database」には、MDB ファイルのパスを指定します。
-e name=value 変数 を定義します。
-f format ログファイルの形式を指定します。既定値は Auto です。
Auto 一行目が # で始まっていれば W3C、そうでなければ NCSA として認識します。
NCSA NCSA 共通あるいは拡張 (Common / Combined / Extended) ログファイル形式を指定します。NCSA, Apache などはこの形式のログファイルです。また、コロン「:」を続けることで、日付の書式を指定できます。ログファイル中の日付書式が標準でない場合には、例えば「-f :MM/dd/yyyy HH:mm:ss」などと指定することができます。
W3C W3C 拡張ログファイル形式を指定します。Microsoft Internet Information Server (IIS) ではこの形式が標準です。もっとも拡張性があり、いろいろな記録を残せます。英語の仕様書が W3C のサイト にあります。
-o 読み込もうとするログファイルがすでに取り込み済みの場合、既定では wlog はそのログファイルをスキップし、取り込みません。このオプションを指定すると、そのログファイルから取り込んだレコードをいったんすべて削除してから、取り込みを行います。
-m fields データベース中の行から、その元となったログファイルを一意に突合せできる列の名前をコンマで区切って指定します。省略時には、site,server,filename が指定されているものとします。
突合せについての詳細はこちら を参照してください。
-m "" と指定すると、重複取込防止機能は働きません。
-t offset タイム ゾーンのオフセットを指定します。
  • このオプションを指定しない場合には、wlog を実行したマシンのタイム ゾーンで時刻を書き込みます。
  • 指定した場合には、指定したオフセットで時刻を書き込みます。オフセットは UTC からのオフセットで指定します。
例えば UTC で書き込みたい場合は、-t 0 です。また、タイム ゾーンが日本以外に指定されているマシンで wlog を実行している場合には、-t 9 で日本時間で書き込むことになります。
-T options 実行中のメッセージ出力を制御します。規定値では DIR, FILE, HTTP, HTTP.ERROR, EXEC, DATA.TRIM, SCHEMA に設定されています。
-T * すべてのメッセージを出力します。
-T -* すべてのメッセージを出力しません。
-T DNS DNS 関連(IP アドレスからホスト名の逆引き)のメッセージを出力します。
-T -DATA.TRIM データが長すぎて切られた場合の警告を出力を出力しません。
-u url ログファイルのあるディレクトリをスキャンし、最新分以降のログファイルを指定した URL の下に探しに行きます。
例えば、ログファイルのあるディレクトリにある最新のファイルが ex020213.log の時に、-u http://a/b/c を指定すると、http://a/b/c/ex020214.log を探しに行き、そのファイルがあればログファイルのあるディレクトリにコピーします。
URL からのログファイル取得は、ファイルが見つからなくなるまで続けて行われます。
HTTP プロトコルではディレクトリの下のファイル名を探せないので、このオプションを使う場合、最低でも 1 つ以上のログファイルがディレクトリにある必要があります。
-x name SQL 文、Stored ProcedureSQL Server の場合) 、あるいはクエリ(Access の場合)を実行します。
  • 1 文字目が "<" の場合は、2 文字目以降をファイル名として読み込み、各行を SQL 文として実行します。
  • スペースが含まれている場合は、nameSQL 文と して実行します。
  • そうでない場合は、name を正規表現として一致する名前の Stored ProcedureSQL Server の場合) 、あるいはクエリ(Access の場合)をすべて順番に実行します。 一致した名前は実行した順番に表示されます。
正規表現としてでなく Stored Procedure の名前を指定したい場合は、以下のいずれかをお使いください。
  • -x "^name$" と指定する。これにより、完全一致の正規表現となる。
  • -x "exec name" と指定する。スペースが含まれているので、SQL 文とみなされる。
-y days -u オプションによるログファイルの検索を何日分以上見つからなければないと判断するかを指定します。既定値は 3 です。
例えばログファイルのあるディレクトリにある最新のログファイルが ex020213.log であれば、ex020214.log, ex020215.log, ex020216.log まで探して見つからなければスキャンを終了します。
サーバー停止やログファイル紛失、アクセスのない日などでログファイルの日付が途切れることが長い場合には、より大きい数字を指定してください。